皆さん、こんにちは!
まちがみです!
今日も本せどり活動は順調でしょうか?
私は絶好調ですよ!!
と申し上げたいところですが、、、
実は、なんと、、、
新型コロナウイルスに感染し、8月25日まで入院しておりました。。。
そこで、当ブログの主旨からは外れる内容ですが、
リアルな一次情報の伝達で皆さんや世の中のお役にも立てるかもしれないため、
今回の体験を記事化することにいたしました。
当記事が少しでも皆さんや世の中のお役に立つことを願います。
ちなみに前提として、私は、
男性43歳・基礎疾患等はなし・中肉中背の健康体
です。
新型コロナウイルスに感染…せっかくなので今回の体験を記事化します
新型コロナウイルスの感染経路
まずは新型コロナウイルスの感染経路についてです。
正直、外で飲みに行くことは自粛中のため控えていましたし、
手洗い・うがい・マスクの着用はしっかり行っていた方だという
自覚もあります。
そのため、今回の感染経路はまったくの不明です。
東京都23区内在住ですし、
そのうちどこかのタイミングで感染するかもしれないことに覚悟自体はしていたので、
やはりきたかという感じでした。
初期症状
初日です。
私のケースのはじめの症状は、インフルエンザにかかった時と非常に似ていました。
頭痛からスタートし、次に発熱、最後に猛烈な寒気。
味覚や嗅覚もこの時点では正常。
吐き気、腹痛などの症状はこの時点ではありませんでした。
そして、キットの受け渡しをバイク便で受け付けてもらえて
当日中に結果も分かるPCR検査をインターネットで頼み、受診。
そしてその日の夜に検査結果が届き、
予想通り「陽性」が確定しました。
その頃には、熱も39度に達していました。
陽性と診断された人に関しては、受信した各病院から各自治体ごとの保健所に連携され、
ここからは毎日、保健所から電話による状況確認もスタートします。
中期
2日目〜11日目まで。
保健所の指示にもとづく、在宅療養期間です。
保健所からパルスオキシメーターも届き、測定開始。
この期間が、本当に本当に、一番つらかったです。。。
38〜40度あたりの高熱がずっと続きます。
解熱剤を飲んで熱を下げ、薬が切れたら上がり、また解熱剤で下げ、また上がりの無限ループ。
異常な倦怠感と高熱が続いていたせいで、精神的にもドンドンやられていきました。
食欲はそれなりにはあり、なぜか私の場合は味覚や嗅覚も変わらず正常でしたが、
それも徐々に落ちていきます。
肺炎もかなり進行していた様子。
当初は97〜98あったパルスオキシメーターの数値も、
日を追うごとに下がっていき、10日目あたりには90台前半に。
ある時から保健所からの電話の回数も、1日1回から2回、3回と増えていき、
ついには、8月16日の深夜に保健所からの依頼でお医者さんが往診に来ます。
そして、即時入院が必要な状態と診断され、即時救急搬送の手配開始。
約1時間後、救急隊が到着します。
しかし、ここからがまた一筋縄ではいきません。
1時間たっても、2時間たっても、受け入れ先の入院可能な病院が見つかりません。。。
意識もうろうの状態で、なかば死さえ少し身近に感じ始めていたそんな矢先の、
救急隊到着から、実に5時間後。
やっと都内で受け入れ先の病院が見つかります。
どうやらこの当時、東京都では入院が必要な状態の患者数に対し、
入院できた人の割合は約9%弱だったとのことで、どうりで見つからないわけです。
何度救急隊を呼んでも入院できない人も多くいた中で、
今思えば、一発で入院できた私は本当にラッキーだったんだなと思います。
そして搬送された受け入れ先の病院から受けた診断が、
この時点で「中等度2」というグレードの診断。
ちなみに、もうひとつ上のグレードは「重症」。
これ以上入院が遅れていれば、まさに命の保証はないところまで病状は進んでいました。
まさに、間一髪。
九死に一生を得るとはこのことだったかもしれません。
引き続き、吐き気や腹痛などはありませんでした。
後期
無事に入院でき、ここからは医療機関での治療がスタートします。
治療のやり方は厚生労働省のガイドラインで定められているようで、
中等度2の患者は、レムデシビル製剤の点滴+肺炎治療薬の5日間連続投与という内容でした。
プラスで、私の場合は発熱がひどくて我慢もしんどかったため、
ワガママで少し回数多めに解熱剤も合わせて処方してもらいました。
その甲斐あってか、薬も体に合ったため体調はすぐに落ち着きはじめ、
入院から3日目あたりにはそれまでの苦痛はかなり緩和されていました。
そして、上記の5日間連続投与の完了後は、3日間の経過観察に移行。
ここで発熱など何も症状が出なければ退院、という流れです。
ここでも症状の改善が見られ、無事スムーズに退院することができました。
病院の様子についてシェアさせていただくと、
・コロナ患者病室は、他の病室とは完全隔離
・面会は一切不可
・売店や自販機もないため、必要なものはネット通販で購入するか宅配で送ってもらうしかない
といった具合で、まったく自由な環境ではありませんでした。
しかし何より、入院できたおかげで命を守れたことに感謝しかないため、
特に不満や文句などは何もありません。
退院時のあの晴々とした気持ちは、一生涯忘れることはないと思います。
退院後
病院の中から元の生活へ戻るため外に出て、
無事退院できた喜びを噛み締めたのも、つかの間。
やはり色々とそう簡単にうまくはいかないものです。
ひと月近い闘病生活の影響で完全に体力が、特に筋肉が落ちてしまい、
思ったように体が動いてくれません。
普段はまったく重さなど感じない程度の物でも多少重く感じたり、
スムーズに歩くこと自体がままならないレベルまで落ち込んでいました。
しかし、何よりもつらかったのが、後遺症です。
なければいいなぁと思っていましたが、そうは問屋がおろしてはくれませんでした。
倦怠感などの体のダルさもですが、私の場合は何よりもキツかったのが、
燃え尽き症候群のような、何もやる気が出ない無気力状態が続いたことでした。
少し鬱っぽい感じと言えば伝わりやすいかもしれません。
しかし、これらもすべて現在は回復し、
無事もとの日常生活へ戻ることができています。
新型コロナウイルス感染症は、本当に得体が知れない病気です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今思えば、正直、コロナをなめていたわけではありませんが、
どこか他人事な感じだったことは否定できません。
まさか自分がかかるとは。。。
という感じです。
そして、ここまでつらいものだとは思ってもいませんでした。
感染を経験した立場として一番お伝えしたいことは、
もしワクチン接種がまだという方は、極力早く、接種を受けられた方が賢明です。
私も医師の指示で、2度目、3度目の再感染に備えて、
退院後すぐにワクチン接種の予約をしました。
ただ、罹患者のワクチン接種後の抗体は、どんな株の変異種にも対応できる
ハイブリッド型の最強抗体になるという話を聞きました。
もしそれが本当に事実なら、かかって良かった唯一の救いでしょうか笑。
まだまだ収束の気配もありませんし、個人で気をつけるにも限界はありますが、
しかしこれからも、手洗い・うがい・外出時のマスク着用は変わらず必須で取り組みながら、
日々過ごしていきたいと思います。
皆さまもどうかできる限りの対策を講じながら生活し、
くれぐれも新型コロナウイルス感染症にはお気をつけください。
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